若手社員が自社目線でSDGsを読み解いてみた

こんにちは。クラスアクト広報部の寺田です。

最近、「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになりました。
サステナブルとは、「持続可能な」という意味で、ざっくり言い換えると、１００年先も現状を維持できる、「私たちの孫の世代まで、綺麗な地球を残すことができる」といったところでしょうか。

今では、小中学校でも授業のテーマとして扱われたり、企業でもSDGsにまつわる研修を行ったりと、現代人の必須科目のような存在となっています。

2022年1月時点で「SDGs」の言葉の認知度は、日本全国の15歳〜69歳の男女の間で約8割。いたるところでカラフルな絵柄とともによく見るようになった言葉ではないでしょうか。
SDGsは、2015年9月の国連で採択されたもので「Sustainable Development Goals」の頭文字をとってつけられた略称です。
直訳すると「持続可能な開発目標」。耳慣れない言葉で、ピンとこないですよね。

ここで掲げられている目標は決して真新しいものではなく、今までも世界のどこかで課題とされてきたものばかりです。
目標を一つずつ見ていけば、私たちが日常で身近にあるものばかりなことに気付かれると思います。

今までも様々な目標がありましたが、「MDGs」や「パリ協定」などはそれぞれ、発展途上国に特化した目標、また、環境にフォーカスを当てたものでした。
しかし、SDGsは国連加盟国193か国、全ての国に対しての、「経済・社会・環境」という循環で捉えている部分が特徴的です。

科学技術が発展していく一方で、環境汚染が進んでいるといった現実を、「断片的に」解決しようとするのではなく、「循環系、包括的に」捉えた見方をして解決しようとしています。（個人的にはここが感動ポイントです！！）

SDGsは「17」の目標が掲げられており、それぞれに細かいターゲットがあります。
これらをなんと、「2030年までに達成しよう」と掲げたんです！

結構時間ありません。
なので、各国、各企業で様々な取り組みが始まっています。
17個目の目標に「パートナーシップで目標を達成しよう」という目標があるのは、みんなが意識して進めていかないと達成が難しいからです。

ここからはさらに具体的にSDGsについて理解するため、17の目標の中でも特にクラスアクトと親和性の高い項目をピックアップしていきたいと思います。

特に注力したいのは、目標８と目標９です。

目標８
すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する

特に「安心安全な労働環境を提供すること」というターゲットがいちばん近いです。
※ディーセントワークとは、「働きがいのある人間らしい仕事」という意味です。
クラスアクトの理念には「社員が自己実現し人生を全うするために、定年まで働き続けられる組織」があります。
これは弊社代表の思いもあり、エンジニアファースト、社員ファーストな思いが入っています。

エンジニアと聞くと、ブラックそうなイメージがまだまだある職種ですが、技術好きな技術者が搾取されることなく、生き生き働ける環境を作っていきたいと思っております。

目標９
レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る (※レジリエント＝強靭な)

こちらはクラスアクトの事業内容が大きく関与します。
我々は現在、ネットワークやサーバといったITインフラの基盤構築をメインに扱っております。
インターネット環境は、もはや、どこにでも当たり前にある立派な生活基盤です。

「インフラエンジニアが一番成長するプロフェッショナルファームとなり、日本のITインフラを支える。」それがクラスアクトのミッションです。

（まとめ）
企業理念を基にした組織拡大を進めることで、
目標８「働きがいも経済成長も」を達成していく
事業を進めていくことで、
目標９「産業と技術革新の基盤をつくろう」を達成していく

（最後に）

日本の達成状況を見ても達成には程遠い状況です。
※緑色の項目は目標達成している状態、赤くなるにつれて達成から遠いということを表しています。
SDGsには、「1人の100歩ではなく、100人の1歩で達成する」という前提があります。
弊社はまだまだ微力ではありますが、できることからチャレンジしていくことで100人のうちの1歩になりたいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました！