こんにちは。
株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚です。
2025年4月5日、LPIC303 Securityの試験を受け、パスしました。
それについてつらつらと書いていこうと思います。
試験結果
合格ラインは500点で、スコアは550点でした。
セクションごとの割合は以下のようになっています。得手不得手がはっきりしてますね。
なぜこんなに差が出てしまっているのかも、ある程度分析できているので後程記載させて頂きます。
セクション | パーセンテージ |
Cyptography | 94 |
Host Security | 53 |
Access Control | 62 |
Network Security | 52 |
Threads and Vulunerability Assessment | 100 |
学習期間
勉強したりやめたりを繰り返したので結果としては80時間くらいだと思います。
セキュリティ技術は他の技術、Webアプリケーションとかコンテナ・仮想化技術等と比べると抽象度が高いかなと思っており、勉強し始めの頃はイメージしにくく、理解に苦労した結果、ずるずると時間を使ってしまったのかなと思います。
受験の動機
大きく以下3点でした。
特に下2つの割合が高いです。
- 数年前に今は無きLPIC304をパスしていたのですが、有意性が切れてしまいそうで、更新するため
- 今後受験しないといけない情報処理安全確保支援士の準備運動
- セキュリティ分野に対する解像度が他の分野と比較して乏しいという自己分析があったため
学習方法
LPIC/LinuCを受験している人であればお馴染みであろうPing-tと黒本になります。
黒本については旧バージョンのものでしたが、試験範囲だけ参考にしてました。
試験範囲になりますが、公式サイトを確認しましょう。
また、気になった技術分野については実際にハンズオンをしてアウトプットをするようにしました。
これがセクションで特段高かった部分がある理由になるのかなと思います。私の場合、Cyptographyが特に高かった部分でしたが、以下のようにハンズオンをしており、多少なりともなじみがありました。それが要因なのかなと思います。(特にcryptsetupやencryptfsはLPIC303でこんがらがりやすい範囲だと思うので、私のアウトプットを参考に実際に触ってみると苦手意識はだいぶ薄れるのではないでしょうか・・・!)



本番について
試験時間は90分で60問だったと思います。
時間はかなり余裕あるので、気にしなくていいと思います。私は60分くらい余りました。
コマンド問題は4問くらいだったと思います。出題のされ方としては「コマンドだけ答えよ」というパターンと「オプションだけ答えよ」というパターンでした。私はここに対しての対策は全くしてませんでしたが、半分は答えられたと思っています。Ping-t回している中で自然と覚えられる範囲のものだと思うので、個別で対策をする必要もないかなと。
試験を通じて
セキュリティについて、解像度は上がったと思います。知らなかったことを資格学習を通じて、知ることが出来、セキュリティ分野についてより興味がそそられるようになりました。
実際にハンズオンを通じて、面白いなと思ったこともたくさんありました。時間があるのであれば、もっと色々環境を用意して触りたかったというのが正直なところです。
昨今、セキュリティに対してのニーズが高くなってきていますので、これを機に勉強してみるのも良いのではないかと思います。
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