こんにちは!
2022年11月6日に【メンタルヘルスマネジメント検定試験】と呼ばれる試験がありました!受験された方々はお疲れ様でした!私も2種/3種と受け合格しました!

合格証も無事受け取っております!
※個人情報があったので、その部分は隠させて頂きます。

メンタルヘルスマネジメント検定との出会い
私は、クラスアクトでリーダーというポジションについています。
リーダーとはどういう仕事をしているかという説明しますと、自分の仕事を普通にしながら、数名の部下を直接/リモート問わずで管理し、社内で対応すべきことが出来ているかをチェックしたり、勤怠の確認・承認を行ったり、半年に1回人事考課をしたりしています。
一種の管理職だと思って頂いて差し支えないかと思います。
管理という言葉だとマネジメントの側面が強い印象を受けられるかと思いますが、決してそうではありません。
月に1回かそれ以上の頻度で【1on1】と呼ばれる個別のミーティングのようなものを行い、部下の最近の仕事/プライベートの様子をヒアリングし困っていることは無いか、逆に達成感を感じたことは無いか、将来どのようなエンジニアないしビジネスパーソンになりたいと考えているのか、そのためには今後何をするべきなのか、等のようなことを話し合い、その話し合いで出てきた目標に対して二人三脚で動きます。
これらはマネジメントという視点だけでは遂行出来ません。
クラスアクトのリーダーというポジションは、マネジメントスキルはもちろんのこと、相手の本音を引き出すためのコミュニケーション力や傾聴力、課題が浮き彫りになった場合はその課題を解決するためのソリューション力、リーダシップスキル等総合的な能力が求められるポジションであると私は思います。
さて、そのようなポジションにいる私ではありますが、上司から「メンタルヘルスマネジメント検定を受けてみてはどうか」という話を頂いたのが、学習し、取得しようと志した背景になります。
メンタルヘルスに関する社会的関心は日に日に上昇しており、それは弊社でも例外ではないこと。
そして弊社においてメンタル不調に悩まされる社員が少なからずおり、管理する側の人間としてメンタル不調に関する理解を深める必要があると個人的に痛感することとなる経験をしたことが後押しとなっております。
メンタルヘルスマネジメントとは?
公式サイトから引用します。
私は今回部下を持つ側の人間として学習し、試験を受けました。
しかし管理職だけではなく、働く人全員を対象にした資格試験であることが伺えますね。
心の健康管理には、一人ひとりが自らの役割を理解し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。
また、雇用する企業としても、社会的責任の履行、人的資源の活性化、労働生産性の維持・向上を図るうえで、社員のメンタルヘルスケアについて組織的かつ計画的に取り組む必要があります。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じてqL必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。
引用:https://www.mental-health.ne.jp/about/
また、この試験には1種/2種/3種と階級が分かれておりまして、これも公式サイトを引用しますが、それぞれ以下のような方を対象としています。

私が受験した級
管理職であり部下の為に勉強しておきたいと思ったので2種はマスト。
受験しない選択はあり得ませんでした。
3種を受験するかは少々迷ったところではありますが、管理職だからこそ、セルフマネジメントも重要だと思った為これも併せて受験しました。
どちらの級も会社の支援を頂けたので、非常に助かりました。
何かを学ぶことにも結構お金はかかってしまいますので。。。
勉強方法
基本的には公式の書籍と問題集をやっていき、理解を深めていけば問題は無いと思います。
と言いますか、それしかないかと思います。公式書籍の巻末にメンタルヘルスに関する法律等の資料もあり、他の書籍は不要です。深堀りたいと思った際に購入すればいいでしょう。
問題集は4週ずつくらいしました。
暗記がメインになる分野が結構ある印象だったので、周回していくことで無理なく暗記していこうと思った次第です。
学習時間は2つ併せて80~100時間程度だと思います。
気を付けないといけない点としては問題集の使い方でしょうか?巷でも話題に上がっていますが、鵜呑みにしすぎるのは良くないかと思います。
問題集のまんま出るようなことはあまりない印象でした。
問題集を解きながら判断基準を身に付けていく必要があるかと思います。
但し、どんな試験であっても、更に言ってしまえばビジネスシーンであっても、正しい判断をしていかねばならないものだと思いますので、この試験に限った話でもないような気はしています。
教科書は以下を使いました。

問題集は以下となります。
※正確にいうと私はこれの2021年度版を使用しました。

試験について
出題は50問。
これが正しいかは定かではありませんが1問2点配点で70点以上、つまり35問以上正解で合格できます。
試験時間は2時間あります。
時間が足りなくなることはほぼないかと思います。
私は1周普通に解いて、もう1周確認の意味で解いていました。
それくらいは時間的ゆとりがあります。
検定学習を通じて学んだこと
何故か強烈に印象に残っているの1文がありまして、2種の教科書の「人間は誰かに精神的依存が出来ないと、精神健康に悪影響が出ます。」というものです。
パートナーとの離別等を例に書かれておりましたので、病的な依存ではないことは前提にはなりますが、断言をしているのが良いなと思いました。
日本人特有だと思いますが、周りの人に迷惑をかけてはいけないという考えが多くの人間にしっかりこびり付いている印象があり、このように断言をされると、心が軽くなる方もいるのではないかと感じました。
また、依存というとネガティブイメージが先行しがちですが、この1文はそれを晴らすものだと。
また、弊社では健康経営の取り組みをしておりますが、メンタルヘルスマネジメントを学ぶ前は「なんだかよくわからないけど、健康に気を遣うんだな~」とざっくりとした感想しか思っておりませんでした。
ただ、メンタルヘルスマネジメントの書籍で健康経営という言葉の定義が「従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること」であることを知り、なぜこの取り組みを弊社でやろうとしているのか、という理解が少し進んだ気がします。
管理職のいち人間としてさらに上の人間と対話し、協力出来ることはしていかねばならないと感じております。
このほかにもコーピングの種類や精神疾患や心身症、ストレス反応の3相期、社内外資源との連携方法などを体系的に学ぶことが出来、ある程度整理された感があります。
メンタルというものは目に見えない物でありますし、場合によっては独りよがりな理論(精神論等)がまかり通ってしまう可能性のある部分であると思います。
だからこそ、一歩下がって体系的に学ぶことが重要なのではないでしょうか?
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